【著作物の売れ行き報告】「専門家の苦悩」への共感と、「心を開く物語」としての自伝について

さっき、私の主著である『「自由」とは、深く息ができるということ』のAmazonランキングをチェックしてみました。

すると、発売から数日経っているにもかかわらず、Kindle版は全体で10000位という大健闘で、ペーパーバック版は、Kindle市場より強力なライバルの多い紙市場の中で26000位となかなかの順位に留まっていました。

しかも、ペーパーバック版の東洋医学分野での順位は9位で、なんとトップテン入りを果たしていたのです。

他の著作も、主著ほどではないながらも順調に売れているようで、そこそこの順位に食らいついています。

これもブログの読者の方々が販売開始時に本を買ってくれたおかげでしょう。

発売初期に購入が集中することで、Amazonのアルゴリズムが「どうやらこの本は価値があるらしい」と評価し、私の本を「ブログのことを知らない第三者」のオススメ欄に表示してくれたのではないかと思います。

その節は、お買い上げいただき、本当にありがとうございました。

しかし、東洋医学分野でトップテンともなると、これはもう専門家が買っていてもおかしくないですね。

私自身は、あくまでも「市井で生きる一般の人」を読者として想定していました。

それは、本だけでなくこのブログでもそうです。

逆に、専門家の人たちは知識が多い分だけ「先入観」に囚われていると思っていましたし、「自分はプロなのだ」という意識が邪魔して、私のような「ただの人」の意見には聞く耳を持たないだろうと考えていたのです。

しかし、これは認識を改める必要があるかもしれません。

ひょっとすると、専門家の中にも、というか、むしろ専門家の中にこそ、私と同じ問題意識を持つ人がたくさんいる可能性があります。

誰もが「頭でっかち」になってしまい、「身体性」が失われていくこの時代において、専門家たちはその最前線で「知識」と「身体」の統合を求めているのではないでしょうか?

専門知識をたくさん学んだけれど、そこに「血」を通わせる方法がわからない。

「自分の身体」が感じられず、「クライアントの身体」に共感できない。

そんな行き詰まりや無力感を抱え、苦しんでいる専門家は意外と多いのかもしれないです。

ともあれ、これだけ順位が上がってきているということは、もう私の本たちはこのブログの枠内から外へと飛び立っていることでしょう。

きっと、私のことをまるで知らなかった人たちが、縁あって本を手に取り、その言葉に触れることになり始めているはずです。

正直、本を書いていた時は、「ブログの読者が5冊くらい買ってくれたら大成功だ」くらいに考えていました。

一日に訪れるブログの読者自体、20~30人くらいでしたし、「そのうちの20~30%が買ってくれるんじゃないか」と計算していたわけです。

そして、その私の本を買った5人のうち、たった一人でも私の言葉を受け取って「心の震え」を取り戻してくれたら、それで私は本望でした。

結局のところ、私はいつも「目の前の一人」だけを見てきました。

実際、「目の前の一人」だけでいいから、「自分の命」を思い出してくれたなら、それで「私の仕事」は完遂できます。

でも、結果的には「目の前の一人」に集中する私の姿勢が、かえって私の言葉を遠くまで届け始めました。

そのような「波」が最終的にどれほど遠くまで届くのかはわかりませんけれど、私は昔から、「『届くべき言葉』は、受け取る必要のある人の元に必ず届く」と信じています。

それはある意味で「天」を信頼することであり、人と人との「えにし」を信じることでもあります。

「起こるべきこと」は起こり、「起こる必要のないこと」は起こりません。

なるようになって、ならないようにはならないのです。

だから、後はどんな結果になったとしても、私はそれを受け入れるだけです。

ただ、苦しむ人の魂に「安らぎ」がもたらされることを私は祈り続けるでしょう。

ともあれ、次は自伝の出版です。

私自身が生きてきた半生を「物語」として届けることで、誰かの心が開くなら、私はそれを捧げます。

そして、その「私の物語」を読み終えた時、読者自身が「自分自身の人生」という物語に豊かさと深みを感じることができたなら、私の自伝はその役目を終えることになります。

正直に言えば、私の過去の話なんて本当はどうでもいいのです。

ただ、「私の人生」という物語を触媒にして、「読者の生」が開かれるかどうかだけが重要なことです。

ということで、「誰かの心と身体を開くような物語」を届けるために、今は自伝の校正作業をしています。

たぶん、あと一週間くらいで販売開始まで辿り着けると思いますので、興味のある人は、そちらも楽しみにお待ちいただけると幸いです。

ではでは。

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