ついさっき、『断章集・第一弾』の校正刷りが届きました。
しかし、これはもう一度、校正刷りをやり直す必要がありそうです。
まず、表紙の色が、パソコンで見ていた時よりもかなりくすんだ感じになっており、なんだか汚れて黄ばんだような感じになっていました。
写真はこちら。


表はまだいいのですが、裏がひどくて、これだと最初から汚れているみたいです。
あと、中身にも問題があります。
私の断章集は、「読む瞑想」をコンセプトとしており、余白を贅沢にたっぷり取り、そこで読者が呼吸をできるようにするよう意識して作っています。
しかし、実際に印刷してみると、紙の材質が薄くて、せっかく作った余白に裏のページの文字が透けて見えてしまうのです。
そのため、読んでいると、裏の文字が視界にちらついてしまって、目の前にあるページに全然集中できませんでした。
これは「読む瞑想」を標榜する書物としては致命的です。
なので、これらの問題に対処するため、以下の措置を取ることにしました。
まず、表紙を一から作り直しました。
色合いをもっと鮮やかにして、たとえ印刷で色がくすんでも、「汚れた印象」が出ないように意識して再作成して校正刷りを発注してあります。
それから、中身のページに使う紙を、標準的な用紙から、絵本や写真集などの画像を載せる本に使う「プレミアムカラー」という紙に変更することにしました。
調べたところ、これによって紙の厚みが増し、裏写りをかなり防げるようです。
ただ、この紙は単価が高いため、印刷代が約1.6倍になってしまいました。
そのため、以前の記事でお知らせしていた1,200円(税抜き)での提供はおそらくできません。
現在、1,800円(税抜き)での発行を考えています。
私としてはなるべく安く手に取っていただきたいのですが、印刷代が上がったため、1,200円だとアマゾンで設定することがそもそもできなくなってしまいました。
しかし、文字が裏写りしてしまっては、読書体験が全く変わってしまいますし、それではこの本は世に出す意味がありません。
なので、申し訳ありませんが、購入者の方にはワンコインほど上乗せでお支払いいただくことになるかと思います。
これも本書を読む際の体験の「質」を上げるためとお考えいただき、ご理解いただけますと幸いです。
ということで、もう一度校正刷りを注文して、それが届いてOKだったら、今度こそペーパーバック版を出版します。
中身を書くよりよっぽど時間がかかっていますが、これも手に取ってくださる方の読書体験をより良くするためです。
ここで妥協したら、今までやってきたことが全て台無しになってしまいます。
なので、これだけは納得いくまでこだわりたいと思います。
といったわけで、出版はまだ先になりそうです。
本書のPDFファイルは既に一般公開しておりますので、「早く読みたい」という方はそちらをお読みいただきながら、今しばし出版をお待ちください。
それでは。

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