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【現成公案・解説書の出版審査中】「真実」を語る言葉を目指す

ついさっき、新刊書の「現成公案げんじょうこうあん・解説本」のサンプルが届いたので、印刷具合を確認していました。

やっぱり表紙の色がちょっと薄くなってしまいますが、これはもう仕方ないです。

それを見越して、もともとの表紙画像の色合いをビビッドにしているので、調整はできています。

あとは、中身についても、もう一度、頭から全部読み直してみて、細かい表現の調整をしました。

それで、「問題なし」と判断しましたので、先ほどAmazonにて出版の手続きをしました。

なお、本書の特設ページはこちらです。

『「自己」を忘れて、「未知」を生きる』

特設ページへ

今回もペーパーバック版とKindle版の同時出版ですが、Amazonの仕様上、Kindle版のほうが審査が早く終わるでしょう。

たぶん、2/10の夕方くらいにはKindle版は購入できるようになっているのではないかと思います

ただ、ペーパーバック版は、場合によっては日をまたぐかもしれません。

遅くとも2/11にはペーパーバック版も購入できるようになっていると思いますが、保証はできません。

また、それぞれ販売が開始されたらアナウンスしますので、購入を検討している人は続報をお待ちください。

しかし、今回はなかなか大胆なことをしたものです。

なにせ、仏教の経典もろくに読んだことのない素人が、日本の曹洞宗の始祖である道元禅師の最重要文献である『現成公案げんじょうこうあん』について、「解説」を試みたわけですからね。

人によっては、青筋を立てて「けしからん!」と言って怒るかもしれません。

ただ、私としてはあくまでも、私自身の探求の過程で理解したことを、道元禅師の文章の中にも見出して「共鳴」しただけなのです。

「個人的な妄想」と言われればそれまでかもしれませんけれど、私は私なりにつかんだ「真実」を、本書の中で表現することを試みました。

もちろん、私は仏教の門外漢なので、「仏教的な正統解釈」は知りませんし、道元禅師についての記録も、「事実と違う箇所」があるかもしれません。

でも、私としては、「事実かどうか」よりも「読んだ人の価値観を動かせるかどうか」ということを優先しました。

なので、私はあくまでも私の目から見た道元禅師の姿を描写しました。

私の目には、道元禅師は、かつて一人の迷える探求者として苦悩し、そこから必死に出口を探して闘った人でした。

そして彼は、最終的に天童如浄てんどうにょじょうという「師」に出会い、自身の迷いを吹き消すことができたのです。

私はそんな道元禅師の旅の過程を「ベース」にして、「現成公案」を現代的に解釈することを試みました。

いや、そんな大層なものではないですね。

私はあくまでも、「現成公案」を「個人的」に解釈しただけに過ぎません。

でも、そこには私自身がかつて自分で歩んだ探求の旅路が練り込まれており、それは紛れもない「真実」です。

この「真実」が、誰かの心を動かすならば、「歴史的な事実」とか、「正当的な解釈」は、別にそれほど気にしなくてもいいと私は思っています。

だいたい、私は仏教徒でもなければ、仏教学者でもないのですから、好き勝手に言わせてもらいます。

それは本書の中でも書いています。

「私は事実を書くことに興味がない」と。

大事なことは、そこに「真実」があるかどうかです。

「事実」は頭の栄養にはなるかもしれませんが、心を動かすことはまれです。

むしろ、「事実」であれ何であれ、そこに「真実」が含まれていれば、人の心は反応します。

実際、「然り」という言葉は、「事実」ではなく、「真実」に出会った時に発されるものです。

私たちは、本を読む中で、「その通りだ」と感じる瞬間があります。

頭の理解が追い付いていないのに、心が「真実」を感じ取ってしまうのです。

「ここには真理が書かれている」と。

そういった時、私たちはどこか懐かしい感覚になります。

ずっと昔に忘れていたものを再び見つけた時のような、不思議な既視感を感じながら、「然り(その通り)」と口にするのです。

本書の中で、私は私なりの仕方で「真実」を記述したつもりです。

果たしてそれがうまくいったのかどうかは、私にはわかりません。

もし本書をお読みになる方は、「事実」のことは忘れてしまっていいので、「真実」だけを見て、私の試みが成功しているかどうかを確かめてみてください。

私の書いた文章が、「頭」ではなく、「心」に向かって訴える「力」のある言葉かどうかを、見極めてほしいと思います。


ということで、現在、Amazonで新刊書の出版審査中です。

購入が可能になったらまたアナウンスしますので、興味のある人は続報をお待ちください。

それでは。

【追記 2/10 16:30】

ついさっき、kindle版の販売が開始されましたのでお知らせします。
なお、販売ページはこちらです。

それでは、よろしくお願いいたします。

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